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ハードディスクやSSDなどの内蔵ディスクの大容量化にともない「GPT」が一般的になってきました。「GPT」以前はBIOSの関係上、MBR(マスター・ブート・レコード)が一般的でしたが、規格が古いMBRでは扱える最大容量に制限があったためBIOSに代わりEFI(UEFI)化が進められてきました。

GPTとは

GPT(ジー・ピー・ティー)とはハードディスクドライブのパーテーション管理の形式の1つです。GPTは日本語訳すると「ガイド・パーテーション・テーブル」となります。このGUIDパーティションテーブル以前は、MBR(マスター・ブート・レコード)が一般的でした。尚、32bitのOSでは、GPTディスクから起動できないため、必然的にMBRディスクとなります。

32ビット版のOSとしてはWindows NTやWindows XPから有名。尚、MBR(マスター・ブート・レコード)仕様の場合、GUIDパーティションテーブルは「GPT保護パーテーション」となるためパーテーションの開放を含めてフォーマットなどのドライブ管理操作ができません。

2003年にはパソコンにも64ビット版OSが登場。Microsoft Windows XP Professional x64 EditionはAMDによる64ビット拡張AMD64に対応したWindows Server 2003 Service Pack 1 x64 Editionsを基に開発された個人利用者などのクライアント向けのバージョンです。

Windows XP以降では、このようにOSのバージョンによって32ビット版と64ビット版の2つのバージョンがあるため、OSのバージョンを正確に把握していないと、GPT(GUID Partition Table)を扱えるかどうかは分からないことになります。

 

GPTディスクとWindowsOSの起動関係

EFI(UEFI)でGPT【 GUID Partition Table 】 ディスクのWindowsOSを起動できるのは、Windows Vista以降の64bit版が必要です。尚、BIOSではGPTディスクをWindowsOSの起動には利用出来ません。

 

GPTとMBRの違い

MBRでは2TBを超える容量のハードディスクドライブなどは操作できませんが、GPTでは最大8ZB(ゼタバイト)まで管理できる大容量化時代に対応したドライブ管理方式です。

また、このMBRはマスター・ブート・レコードと呼ばれており、ウィンドウズXP以前のOSでは非常に一般的なドライブ管理方式です。

パソコンやサーバーのマザーボードに搭載されるインターフェース仕様には「BIOS」が一般的でしたが、「BIOS」の次世代規格が「EFI」です。

NO  ファームウェアのインターフェース仕様  ドライブ管理方式  日本語読み
 1  BIOS  MBR  マスター・ブート・レコード
 2  EFI  GPT ガイド・パーテーション・テーブル

 

といった関係性がありましたが、マザーボードでのEFIの普及が進まなかったために、旧規格のBIOS上でもGPT(GUIDパーティションテーブル)が利用できるようなっています。

但し、BIOS規格のOSからGPTを利用する場合には、OS(オペーレンション・システム)の起動ディスクには指定出来ないといった制限があります。

また、USB接続の外付けハードディスクでは、多くのドライブがGPT(ジー・ピー・ティー)管理に移行しています。
そのため、古いOSのXPなどでは、USB接続の外付けハードディスクに何らかのトラブルや故障が起こっても「GPT保護パーテーション」のため操作そのものが出来ません。

 

 ドライブ管理方式  最大管理容量
 MBR(マスター・ブート・レコード)  2TB(テラバイト)
 GPT(ガイド・パーテーション・テーブル)  8ZB(ゼタバイト)

 

 

GPTに関する補足

BuffaloにおけるLS系列のリンクステーションでもドライブ管理方式は「GPT」が採用されています。
リンクステーションやテラステーションなどのNASは、WindowsおよびMacなどのOSが混在するLAN環境下でも使用できるようになっています。

但し、古いWindowsXPなどのOSの場合、LAN環境下ではNASにアクセスできても、NASからハードディスクだけを取り外して直付で外付けHDDとして繋げようとしても GPT保護するパーティションを読み取れません。

またGPTパーティションを消したうえで、使えるように「再フォーマット」しようと、「コントロールパネル」にある「ディスクの管理」を選択してパーティションを消そうとしても、GPTを認識できないOSでは薄い灰色の文字になってメニュー自体を選べません。こうした状態はグレーアウトと呼ばれています。

このような状態はエラーではなく正常な状態です。

故障が発生した場合、BIOS上でも、「ディスクの管理」でもドライブ自体を認識しません。
尚、機械的な故障がなくても「ディスクの管理」でRAWと表示されるケースもあります。

RAW

万が一こうした「RAW」や「ディスクの管理」でもドライブ自体を認識しない状況になってしまった場合、自力で解決することは出来ません。

下手に自分で何かしようとすると取り返しのつかない事になりかねないため、専門のデータ復旧業者に復旧してもらうのが安全です。

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