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データ復元はワンチャンスを繰り返す

最近、当サイトへお問合せいただくメールの中によくあるのが、「データ復元会社に電話で相談したら、ハードディスクのデータ復元はワンチャンスなので、スグに弊社に郵送ください」と云われたのですが、本当でしょうか?というものがあります。

これは、完全に業者側の営業トークです。厳密に言えば、ハードディスクを開封した場合、ワンチャンスになる可能性があるという意味です。

開封作業を行わない場合、通常は、何度でも、何社でもほとんど問題が発生することはありません。通電作業を繰り返すことで、中には悪化するものや、プラッター記録面を擦ってしまうケースも中にはありますが、かなり例外的なトラブルでしょう。普通は、すでにトラブルが発生してしまってから認識不能になるので・・・。

つまりワンチャンスを繰り返す業者はスグに送ってもらい、データの復元を急いでいる顧客に対し、「<strong>半ば、脅しながら成約させる」マニュアル的な営業テクニックなのです。

このような受け答えをする業者の多くは、技術力はあっても、営業、カスタマーサポートに問題がある業者に多い傾向があります。

営業時間が24時間対応を謳っている業者

24時間営業は割高
また24時間対応を謳っている業者にも多い特徴です。24時間受け付けとか、24時まで受付という会社の多くは、技術的な知識があるスタッフは大体6時とか7時に帰っています。では、その後の対応はどうしているのか?と言えば、アルバイトスタッフか、受付自体を外注しているケースがほとんどです。または、技術的な知識がほとんどない新人が対応しています。中には、技術的な知識があるメンバーが対応していても営業としてのキャリアが未熟なためか、対応が杜撰です。

なので、幾ら質問しても、『一度、調査してみないと分かりません・・・』『データ復旧サービスはワンチャンスです』と同じことを繰り返すばかりです。それも、そのはずで、そもそも通常の時間外で動いているのは、パソコンの知識が貧弱なアルバイトやパートスタッフか、正社員でも入社3年未満の新人君が多いからです。

そのため、マニュアル以外の行動は期待できません・・・。個別の状態を正確に把握し、どのような障害が発生している可能性があるのか?作業に必要な日数や概算の見積金額を答えることが出来ません。技術的な知識は素人レベルなので答えれないのです。

高度な知識と経験のある営業スタッフは交代制でも24時間対応させられない

ユーザーからのありとあらゆる質問項目について的確に答えられるレベルになるには、相当の期間、会社の技術スタッフとユーザーの間を橋渡ししてきた営業経験がないと出来ないのです。そのような高度の顧客対応ができるスタッフを交代制でも24時間対応させることは会社の予算的にも人数的にもそもそも難しいのです・・・。深夜のコンビニや牛丼チェーン店と同じです。

アルバイト君が深夜のワンオペをしなければ、成り立たないのです。経験豊かな正社員を24時間対応させたら、データ復旧料金は今の3倍ほど高額になります。実際、24時間営業や24時まで対応をキャッチフレーズにしているデータ復旧業者の料金は業界平均価格に対して1.5倍から3倍ほど費用がかかる割高です・・・。

深夜のコンビニや牛丼チェーン店ならお客さんの人数も少ないのでマニュアル通りの作業で問題ありませんが、症状やHDDメーカー、障害状況、障害レベル、HDD容量、復旧データ容量など幾通りもある状況をそれぞれ正確に確認し、個別に臨機応変に対応できるようになるには、時間もかかり、数多くの経験が必要なんです。

では、何故?ユーザーを半分騙しているのような24時間対応を謳うのか?それは、やはりその時間帯でもある程度の需要があり、またデータ復旧業者としてのアピールポイントになるからです。

実際は、24時間対応も24時迄対応も似たり寄ったりで、ちゃんとした応対はできません。やはり、きちんと9時から17時に電話やメールで問い合わせた方が、結局時間もかからず正確に、その会社の対応が分かります。

そのような事情から、かつては24時間対応していた会社や、24時まで受付を謳っていたデータ復旧業者の多くが9時から19時くらいの受付対応に変わってきました。深夜のコンビニや牛丼チェーン店とは違い、やはり高度な知識と判断が出来る経験豊かな社員で対応しないとお客さんの信頼を得ることができないことを業界全体で意識してきた良い傾向だと思われます。

一度、送ってもらわないと概算見積もり価格も、わかりません

また「急いでいないので、データ復元サービスをキャンセルします」というと、さっきまで30万円と言っていた見積りが、いきなり15万円になるという魔法を繰り出してくる業者もあります。

でも、結局、15万円はとても高いので諦めますというと、ようやく引き下がる始末です。そもそも、こうなると物理障害があったかどうかも疑わしいレベルです。中にはキャンセルするというとHDDを本当に壊してしまう業者もいるという噂まで中にはあります。

また料金価格がホームページに記載のないデータ復元業者および不明瞭な業者は利用しないことが第一です。もちろん電話やメールで問い合わせた時に、「障害メディアを一度、送ってもらわないと概算見積もり価格でも、わかりません」というフレーズを使う会社は利用しないのが身のためです。

本来、ハードディスクのデータ復元はワンチャンスではありません。ハードディスクを開封し、マジックで落書きしたり、ヘッドアクチュエーターを曲げたり、プラッター記録面をヤスリで擦れば、ワンチャンスですが、余程、ひどいことをされない限り、データ復元は可能です。

メールで問い合わせ

メールでのお問い合わせ
あまり評判が良くないデータ復元業者や悪徳業者はメールで問い合わせても、「詳しくは一度、電話してください」と言うケースが良くあります。電話ならOKで、メールが駄目な理由がイマイチ良く分からないのですが、多分、記録に残るメールを必然的に嫌がっていると推測できます。

そのため、優良なデータ復元業者かどうか見分ける方法の1つにメールで問い合わせをすること有効です。あまり評判が良くないデータ復元業者や悪徳業者は返信は早くても、返信内容が短く、こちらの質問にはほとんどメールでは答えません

概算の見積額

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ユーザーが電話でメールで問い合わせをする場合、一番気になるのは料金でしょう。例え、データが復元できても見積もり価格と合わなければ、時間だけが無駄になるからです。通常、優良のデータ復旧業者に電話かメールで問い合わせをすると概算の価格を教えてもらえます。故障したメディアがハードディスクなのか、NAS、SDカード、USBメモリーなのか、その他のデジタル家電なのかによってもかなり金額が変わりますが、メディアの種類、型番やモデル、記録可能容量、暗号化の有無、障害状況のメモをしておき、問い合わせをすると良いでしょう。

多くの業者では【故障メディアのタイプと容量、障害の程度】の3つの要素で復元料金が決まります

逆に言えば、【故障メディアのタイプと容量、障害の状況】の3つを伝えれば、業者側は大体の復旧料金が分かります。障害区分は軽度、中度、重度といった3区分を採用しているところが多いので、そのため優良なデータ復旧業者であれば、多少の幅があっても2TBのハードディスクで軽度なら5万円から6万円、中度なら8万円から13万円、重度なら25万円から30万円と教えてくれることでしょう。

なので「依頼品メディアを一度、送ってもらわないと概算の見積額さえもわかりません。」と言う業者は怠慢か、アルバイト対応か、電話受付が外注か、または信用できない会社ともいえます。要注意です。

見積り有効期間

一般的には、データレスキューサービスについて電話やメールで問い合わせをするケースが多いと思いますが、その際に、必ず確認した方が良いポイントがあります。それは見積有効期間です。あまり評判が良くない業者ほど見積り有効期間が短い傾向があるからです。

通常、良心的なデータリカバリーサービスを行っている業者の見積有効期間は1週間から2週間程あります。ところがあまり評判が良くない業者や悪徳業者は長くても3日。中には当日だけしか見積り有効期間がない会社があります。

このようなケースは実は、24時間対応とセットのケースがほとんどです。緊急対応をしている代わりに見積有効期間が1日から3日と短く、「データ復元サービスはワンチャンスです。」、「今スグ、送ってください」というフレーズを繰り返します。これは一連の動作として連携しています。

つまり、悪徳業者かどうかを見分ける1つのポイントは、電話で「復旧可能と診断された場合の、見積有効期間はどれくらいですか?」と聞けば、おおよそ判別可能です。でも、見積有効期間さえ、「送ってもらわないと分かりません」と答えたら、アルバイトか素人同然の従業員なので、そもそも依頼することはやめておいた方が良いでしょう。

ハードディスクの開封確認

問題なのは、データ復元業者が丁寧に調査し、誠実に対応してくれるかどうかです。さすがに最近は少なくなりましたが、ハードディスクの開封も、お客さんの許可なく、開封したりする業者は論外です。

またスグに開封したがる業者も要注意です。重度の物理障害の場合、クリーンルームで開封して、ドナーディスクを作成することが一般的ですが、開封したハードディスクの場合、他社で受付してもらえない・・・。または通常無料の初期調査費用が有料になってしまうケースがほとんです。勿論、メーカーの修理も受け付けてもらえなくなるケースもあります。

そのような説明もない場合、かなり問題がある業者といえるでしょう。昨今、データ復元業者の技術力や価格について、当サイトにお問合せがあることがありますが、それ以上に注意すべきなのは、会社の誠実さ。顧客第一のポリシーが社員スタッフ全員に浸透しているかどうかです。

なので、まずは、「ハードディスクのデータ復元はワンチャンスです」と云われたら、絶対に見積り調査に出すのはやめておいた方が無難でしょう。技術力があっても後で泣きをみる確率が断然アップしますヨ。お気を付けあれ!

悪徳業者や評判のよくない業者を見分ける方法とは

  1. 「今スグ、送ってください」とユーザーを動揺させたり焦らせる
  2. 「データ復元サービスはワンチャンスです。」と繰り返す
  3. メールで問い合わせても、「詳しくは一度、電話してください」と言う
  4. 「送ってもらわないと概算の見積額さえもわかりません。」と答える
  5. 見積有効期間が1日から3日と短い
  6. ハードディスクの開封も、お客さんの許可なく、おこなってしまう

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